BeatsXを待ち焦がれる中で期待すること
AirPodsやBeatsXに搭載のW1チップについて
分かっている特徴
- 低電力消費
- 急速充電
- Apple製品との簡単なマルチペアリング
- Class1対応の電波強度
今回、特に気になる特徴はClass1対応
あまり、皆さんが気にしていないのですが、Class1対応について少し調べました。
- 親デバイス(スマホ&タブレット)とClass対応レベルがあっていないとマッチしない
- iPhone 7はClass1対応している
- iPadやMacに関しては不明
ということで、Class1でつながれば部屋中で安定して接続出来るということです。
Class2の機器も持っていますが、隣の部屋にスマホを置くと途切れる感じです。対して、Class1の機器は部屋を超えても安定して接続し、音楽再生します。
Class別の到達距離は下記の通り
Class | 電波到達距離 |
---|---|
Class1 | 最大100m |
Class2 | 最大10m |
Class3 | 最大1m |
接続実験の記事があった
下記にBeats Solo3 WirelessとiPhone 7を使ったBluetoothのW1接続実験をした記事を紹介します。
by and by Compatibility
Apple iPhone 7 Really Does Support Class 1 Bluetooth Level Performance to Stay Connected With the Beats Solo3 Wireless at 100 metres
iPhone 6SやSamsung Galaxy S7 Edgeは同じClass1対応でも80メートルの接続ということでiPhone 7とW1チップの組合せの完全に100メートル対応は凄いと思います。
これは家の中で安定して接続を期待出来ます。私が過去に何台もBluetoothヘッドホンを使ってきて

iPhone 7に最適な高音質Bluetoothイヤホン
安くなってコスパが良くなったコレ Klipsch R6 Bluetoothがオススメです。 詳しい専門的なレビューは下記をご覧下さい。 私も2016年4月ごろから使っております。その当時は¥16,000-程度しておりました。今はなんと1万円...
未だ満足していない機能。それは「Siri」の呼び出しレスポンスです。AirPodsを購入された方のレビューを見ているとこの辺もW1チップは改善している感じがします。BeatsXもコントローラーでの「Siri」の呼び出しや音量の調節等のレスポンスが早いことを期待します。
結果、W1チップの凄い点
- 電波強度がすごい(アンテナ設計に余裕が生まれる)
- 消費電力が少ない(バッテリーが小さくて済む)
- Bluetoothモジュールとしても極小
これだけ消費電力を下げながら、Class1対応で電波強度もバリバリなのが凄くて、それがAirPods等の極小なイヤホンでバッテリーとアンテナを含めた筐体設計に生かされているのだなと思いました。W1チップがあってこそのAirPods誕生だと改めて実感しました。
コメント