「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン」まちづくり構想
ご存じない方も多いと思います。
そう、Appleが日本に大きい開発拠点を作っていることを。それが研究施設、綱島TDC(テクニカル・デベロップメント・センター)です。
Tsunashima SST 協議会、パナソニック、野村不動産は、Tsunashima サスティナブル・スマートタウン(所在地:神奈川 県横浜市港北区綱島東)の異業種協業のまちづくりに向けて、10 団体が 参画し、スマートシティとしての環境目標、安心・安全目標、景観や運営の規定などを「まちづくり 構想書」として策定しました。横浜市は、環境未来都市・横浜にふさわしいまちづくりを進めるた め、Tsunashima SST の取り組みを支援していきます。
簡単にまとめると旧パナソニックの携帯電話事業の跡地を大規模に開発を計画し、菅義偉官房長官のお膝元ということもあり、日本政府も積極的な誘致をし、そこにAppleの研究開発施設の誘致に成功しました。
先日のiPhone 7発表会でのAppleの日本への力の入れようはこれらの研究開発施設との関連もあるのではないでしょうか。マリオやSuicaはただの偶然ではないと思います。日本と米国の政府関係も動いているようです。
現在の完成具合の写真
ほぼ完成に近づいています。工事が遅れていたのですが、そこはさすがにApple。
凄まじい人員と機材を投入させ、2016年12月の操業開始を目指しているそうです。この施設へのAppleからの投資額はなんと、249億3400万円。Appleの時価総額に比べれば大した額ではありませんが、先のiPhone 7でも日本向けへの特別仕様で臨んでくれた意味がわかります。
日本へ投資してくれているんですね。日本での素材、材料、加工部品等の調達や研究開発を行う拠点としてとの簡単な報道が多いのですが、私は1つ違う関連ポイントを見つけてみました。
それは上の写真の右の建物。
実はここの新しい街全体の低炭素で災害に強い、エネルギー供給対策として東京ガスはガスコージェネ、JXエネルギーは水素拠点として稼働するセンターなのです。
もちろん、Appleのビル屋上も太陽光パネルで覆われる予定です。また、この背後には野村不動産のスマートタウンというマンションも予定されそこにはパナソニックが一緒に開発を行っているようです。
ここで考えられるAppleの日本での開発内容は下記の通りです。
- 日本のエコ、自然エネルギー政策に対する共同開発
- パナソニックや日本家電メーカーと一緒にスマートホーム関連の研究開発
- トヨタ、日産等と水素自動車、EV等のモビリティ開発
どちらにしても海外発のApple開発拠点として日本と横浜が選ばれたことはすごいことです。今後の発展と素晴らしい製品の開発を期待しています。
例えばどんな新製品開発が欲しい?
車社会のアメリカでも通用する古い車でも楽しめるAppleナビ
- 電話とメッセージは安全に行える
- ナビゲーションは賢くスムーズ
- 音楽も無料
- 各車の位置情報、活動状況を提供する代わりに利用料は無料
- ガラス画面に情報を表示するHUDがつく
日本の古い家電でもスマート制御してくれるホームサーバー
- Apple TVがその端末になってもいい
- 各社の赤外線リモコンを集中して利用できる形
- 鍵もiPhoneで開けて欲しい
- 健康管理も出来、それにより医療費削減効果も期待できる
空気と水は大切なので空気清浄機と浄水器を開発
- Panasonicがハード部をソフトをAppleが作る
- 集めたデータを集計して国にも提供できる
- 広告や利用状況データの提供と引換にフィルター交換無料
いきなり自動車開発は大変なので店舗内で利用出来る自動カート
- 買い物時について回ってくれる
- カゴに入れた製品は自動計算、自動精算可能
- 店舗内の案内も可能、必要な商品を伝えて効率よく回覧
- 買い物客からの意見、データも収集可能
- Amazon以上に実店舗からのデータ収集可能
何点か私の欲しそうなものを挙げてみました。皆さんも何かあれば教えて下さい。
コメント募集中です。
Apple Storeみたいなガラス張りはこうして冷やすつもり?
夏の暑い日も涼しいまちづくりを目指すようです。害虫はたくさん発生しないように対策できるのでしょうか?
クパチーノの本社みたいにこの開発センターにも小さいショップを作って欲しいです。
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